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グルテンフリーの生活をしていると、よく耳にするオートミール。
でもオートミールの商品を見てもグルテンフリーと記載されていないものも・・・
- オートミールはグルテンフリーなの?
- グルテンフリーでないものとの違いは何?
- どうやって選べばいいの?
- グルテンフリーのオートミールおすすめ4選
目次
オートミールとは?
燕麦の加工品(シリアル)のこと
オートミールとは、「燕麦(えんばく)」や「オーツ麦」と呼ばれる穀物を食べやすく加工した食品のことを言います。燕麦の英語名「oat(オート)」と、食事を意味する「meal(ミール)」が語源。
オートミールという麦の種類ではなく、グラノーラやコーンフレークというシリアルの仲間です。
不足しがちな、たんぱく質・食物繊維が豊富
オートミールは、植物性たんぱく質が精白米の約2倍で、日本人に不足しがちなカルシウムや鉄分といったミネラルも多く含まれています。
また、ビタミンB1や、抗酸化作用のあるビタミンEなどのビタミンも豊富です。なかでも特に注目されているのは食物繊維。食物繊維は精白米の約20倍、玄米の約3.5倍もの量が含まれています。
水溶性と不溶性の両方の食物繊維をバランスよく含み、効果的に体に作用することができるんです。水溶性食物繊維に含まれるβグルカンは血液中のコレステロールを排出させる働きをしてくれ、不溶性食物繊維は優れた整腸作用の効果を持っているところが人気の理由です。
現代人に不足しがちなたんぱく質、整腸作用のある食物繊維が気軽にとれるのは魅力的!
オートミールはグルテンフリー?
グルテンとは、小麦粉に含まれているたんぱく質のことをいいます。
小麦粉に水を加えて捏ねると独特な粘り気が生じますが、小麦粉に含まれるグルテニンとグリアジンという2種類のたんぱく質が変化したもののことを「グルテン」というのです。
グルテンフリーとは何か?
では、グルテンフリーとは、どういうことかというと・・・
グルテンを摂らない食生活のことをいいます。
つまり、グルテンを含む小麦粉を使ったパン、うどん、パスタ、中華麺、揚げ物などを一切摂取しないということです。
グルテンフリーの食生活では、小麦粉の代わりに米粉や片栗粉、トウモロコシ粉、そば粉などを用いることが多いとされています。
オートミールはグルテンを含むの?
オートミールはグルテンフリー
ここからが本題。グルテンフリー生活を始めようとすると必ずと言っていいほど耳にするオートミール。
このオートミールには一般的にグルテンは含まれていないと言われています。
その理由としては、オートミールの原材料である、エンバク(燕麦/オート麦/オーツ麦)からは、一般的にグルテンは取り出せないといわれているから。
そのため、エンバクから作られるオートミールも当然グルテンを含まないということになります。このことからオートミールもグルテンフリー食品(グルテン含まない食品)の一つとして注目を集めるようになっているのです。
オートミールでもグルテンフリーではないものとの違いは??
育つ環境、加工の環境の違い
「オートミールがグルテンフリーです!」とはっきり書きましたが、実はオートミールを購入する際、グルテンフリーと記載されていない商品があるって知っていましたか・・・
実はオートミールにはグルテンは含まれていないのですが「製造過程で小麦が混入してしまうこともある」という点が大きな問題なのです。
特に小麦とエンバクを同じ畑で作っている場合、知らない間に小麦の種子が燕麦の畑に飛んでいき燕麦の中に小麦が育っていたといいうこともごくまれにあるようです。また小麦の農作後の畑で燕麦を作るという輸作により、燕麦の畑に小麦が混ざってしまうことも。
そのため、完全に小麦と切り離したところで育てられた燕麦でない場合は「グルテンフリー」と記載しない商品もあるのです。
またオートミールの加工工場などで小麦製品を扱ったりしている場合も、知らない間に小麦が混入する可能性があり、グルテンフリーではない場合もあるといわれています。
オートミール自体にはグルテンはないけど、同じような環境で取り扱われることが多いがゆえに小麦が混ざりグルテンが含まれてしまう可能性があるということですね。
どう選ぶ?グルテンフリーのオートミール
グルテン(小麦)が確実に入っていない商品の見分け方
グルテン(小麦)が確実に入っていない商品を見分けるには、原材料の表記を確認することが何よりも大切です。
日本ではグルテンフリーに関する表示の制度はありませんが、アレルギー物質の一つである小麦を使用している場合のアレルギー表示は義務付けられています。
また「同じ工場内で小麦を含む製品の製造を行っています」という注意書きが書いてあることも。
そういった部分でしっかりと小麦の有無を確認するようにしてくださいね。
ごくまれにアレルギー反応が出ることも
オーツ麦の成分「アベニン」に注意!
オートミールにはグルテンとよく似た構造を持つ「アベニン」と呼ばれるタンパク質が含まれています。
アベニンはグルテンとは異なる物質ですが、グルテンにアレルギーを持つ人がアベニンを摂取すると、交差抗原性と呼ばれる反応によって、ごくまれにグルテンと同様のアレルギー反応を起こすことがあります。
小麦アレルギーやグルテンによって体調が悪くなる人は、医師の相談のもとオートミールを摂るようにしてくださいね。
おすすめのオートミール4選
グルテンフリーとしっかり記載されているオートミールのおすすめを紹介します。
➀KOSEIのオートミール(クイックオーツ)
KOSEIのオートミールは「クイックオーツ」と言って、加熱をしなくても食べやすく初めてオートミールにチャレンジする人向きです。短時間で料理が可能なので、リゾットやスープなどにも向いています。
②ボブズレッドミルのオートミール
ボブズレッドミルはアメリカで人気のシリアルを数多く販売しています。その数は約200種類以上。日本ではAmazon・楽天などで手に入れることができ、およそ50種類ほどの商品があります。
ボブズレッドミルの商品は健康に注目し、穀物がもっている栄養素を壊さないようにこだわりの製法で作られています。さらに使う素材も徹底的に追及し、オーガニックオーツなどの栄養満点な穀物や体にやさしいグルテンフリーなどにこだわっているので、オートミール以外の商品もかなりおすすめできます。
③ロハスタイルのお米みたいに炊けるオーツ麦
お米1合と、本品1合を水で軽く研ぐだけで簡単に炊くことができるオートミールです。
普段のご飯を気軽に置き換えられるので、使いやすさがおすすめポイント。
グレインカットという手法で吸水性を高めているので、栄養価はそのままにお米のようにふっくら炊けるところが魅力的ですよ。グラノーラ系より、ご飯はの人にはこのオーツ麦がおすすめです。
④トレーダージョーズ ロールドオーツ
「トレジョ」の愛称で親しまれている、アメリカの人気スーパー「トレーダージョーズ」。
ロールドオーツという名前は聞き馴染みがないかと思いますが、製造方法の違いによるもので、原材料は同じオートミールです。すでに加熱処理されているので、料理に使用する場合は短時間で火が通ります。
一般的に日本のスーパーで買えるオートミールのほとんどが、このロールドオーツという種類です。